このような症状でお悩みの女性の方は、お気軽に奈良市のきわもと泌尿器科クリニックへご相談ください。
当院は女性の方でも安心して通院できる泌尿器科クリニックです。

過活動膀胱とは？

尿意切迫・頻尿・尿失禁などの症状が現れます

過活動膀胱の原因

様々な原因が複雑に絡み合って起こります

過活動膀胱の原因として加齢、骨盤底筋の脆弱化、脳梗塞の後遺症などが挙げられ、様々な原因が複雑に絡み合って起こると考えられています。

はっきりとした原因がわからないことも多く、日本人の40歳以上の女性の10人に1人が症状をお感じになられているとされています。

過活動膀胱の症状

過活動膀胱では、まず尿意切迫感があり、加えて昼間頻尿や夜間頻尿、切迫性尿失禁をともなう場合があります。

尿意切迫感

突然トイレに行きたくなり、我慢できなくなります。
過活動膀胱では必ずみられる症状となります。

昼間頻尿

日中、8回以上トイレに行くようになる症状です。

夜間頻尿

夜間に1回以上トイレに行きたくて目が覚める症状です。

切迫性尿失禁

突然我慢できない尿意を感じて、トイレまで間に合わず尿を漏らしてしまう症状です。

過活動膀胱のセルフチェック

過活動膀胱症状質問票

質問	症状	頻度	点数
1	朝起きてから寝るまでに何回くらいトイレをしましたか？	7回以下	0
		8～14回	1
		15回以上	2
2	夜寝てから朝起きるまでに何回くらいトイレのために起きましたか？	0回	0
		1回	1
		2回	2
		3回以上	3
3	夜寝てから朝起きるまでに何回くらいトイレのために起きましたか？	なし	0
		週に1回より少ない	1
		週に1回以上	2
		1日1回程度	3
		1日2～4回	4
		1日5回以上	5
4	急にトイレに行きたくなり、我慢できずに漏らすことがありましたか？	なし	0
		週に1回より少ない	1
		週に1回以上	2
		1日1回程度	3
		1日2～4回	4
		1日5回以上	5

セルフチェックの結果

質問3が2点以上で、かつ合計点数が3点以上の方は過活動膀胱が疑われますので、お気軽に当院へご相談ください。

過活動膀胱の検査

各種検査で過活動膀胱を診断

普段の症状、症状が現れ始めた時期、どのタイミングで現れるか、出産の経験などの有無を問診した後、尿検査を実施して腎臓の機能や感染症の有無などを確認します。

さらにエコーで膀胱にどのくらい尿が残っているかを調べる検査（残尿検査）を行います。
こうした検査を行うことで、他の疾患と区別して過活動膀胱を診断します。

過活動膀胱の治療

主にお薬を使って改善をはかります

過活動膀胱に対しては主にお薬を使った治療を行います。
抗コリン薬やβ3受容体作動薬などのお薬があり、その方に最適なものを選択して症状の改善をはかります。