ドクターズインタビュー

“泌尿器科=男性”というイメージが強いなか、たくさんの女性患者さんがお越しになられている奈良市のきわもと泌尿器科クリニック。

「尿に関することでお悩みだったり、他科で治療を続けても良くならないという場合には、女性であっても気軽に泌尿器科へお越しいただいて専門的な治療を受けてほしいです」と言うきわもと泌尿器科クリニックの際本宏院長に、泌尿器科へ来られる女性患者さんに多いお悩み、実際の診察の雰囲気、泌尿器科を受診するメリットなどをお聞きしました。

当院はたくさんの女性患者さんにお越しいただいていて
「男性の中に女性が一人」という雰囲気ではありません

泌尿器科へお越しになる女性患者さんに多いお悩みは?

泌尿器科へお越しになる女性患者さんに多いお悩みは?

多いのは膀胱炎を代表とする尿路感染症です。
あとは最近、様々なメディアで紹介されている過活動膀胱(OAB)でしょうか。

過活動膀胱とは頻尿や尿意切迫にともなう尿失禁(切迫性尿失禁)などの症状が現れる排尿障害の1つで、トイレが近かったり、尿が我慢できなかったりすることを「歳なので仕方ない」と思われる方が多いのですが、それは年齢のせいではなく過活動膀胱という病気の可能性があるので、仕方ないと思わずに泌尿器科専門クリニックできちんと検査・診断を受けてほしいと思います。

女性患者さんを診る時に大切にしていることは?

患者さんを「男性だから」「女性だから」と区別しているわけではなく、どなたに対しても丁寧な診療を心がけて、患者さんを“こなす”のではなく、お一人おひとりとゆっくりお話しして最善の治療方針をお伝えするようにしています。

設備的には女性専用トイレをご用意していて、これは意外とありそうでない心遣いだと思っています。
また女性専用トイレにはTOTO社製の尿流量測定装置を設置していて、見た目も操作も普段のおトイレを変わりませんので、普段通りに排尿できて正確に検査することが可能です。

あと、当院はたくさんの女性患者さんにお越しいただいていて、待合の雰囲気も「男性の中に女性が一人で飛び込む」というような感じではありませんし、私自身の印象としても「女性患者さんが少ない」ということはありません。

きわもと泌尿器科クリニックでは、
どうして女性患者さんが多いのでしょうか?

きわもと泌尿器科クリニックでは、どうして女性患者さんが多いのでしょうか?

開業当初からコンスタントに女性患者さんにお越しいただいていて、すでに通院されている患者さんからの口コミが大きいと思います。

また、内科や産婦人科でお薬をもらっているものの、なかなか良くならないので、より専門的なクリニックを探して当院へお越しになるというケースも多いようです。

あと、急性膀胱炎は通常、一週間程度治療すれば治る病気ですが、膀胱炎になりやすい方は一生のうちに何度も再発を起こすことがあるので、そういう方が初診で当院へお越しになり、再発後、また当院へご相談にいらっしゃるというケースが多いのも女性患者さんが多い理由ではないでしょうか。

皆様リラックスして受診されていて
「待合に女性がいたので安心した」という方も

実際の診察の雰囲気はどのような感じでしょうか?

実際の診察の雰囲気はどのような感じでしょうか?

泌尿器科では尿検査、尿流測定、エコーによる残尿検査などの検査が中心となり、特に尿検査につきましては当院では必ず毎回実施するようにしています。

これは当院の診察の特徴でもあります。

よく女性患者さんから「内診は行うのですか?」と質問を受けることがあるのですが、必要な場合を除き、産婦人科的な診察(内診)は行いませんので、「どんな診察を受けるの?」と不安に思わずに安心してお越しください。

女性患者さんが泌尿器科を受診するメリットは?

今お話しした尿検査、尿流測定、エコーによる残尿検査などの専門的な検査が受けられる点が大きいです。
詳しく尿の状態を診たり、膀胱の病態や機能異常ということに関しては、やはり泌尿器科が専門ですので、より正確な診断、そして効果的な治療が行えるものと思っています。

「泌尿器科=男性」というイメージに対して、「女性の病気=産婦人科」というイメージが強いですが、こと尿に関わるお悩みに関しては女性であっても泌尿器科を受診することはベネフィットがあると言えます。

実際にご来院されている女性患者さんの雰囲気は?

皆様、緊張もなくリラックスして受診されていると思います。
患者さんの中には、「来てみたら待合に女性がおられたので、安心しました」とおっしゃる方もおられます。

なので、これからお越しになる方も、通い慣れた内科へお越しになるのと同じような気持ちでご来院いただければと思います。

排尿に関する症状がある時は
女性の方も気軽に泌尿器科へご相談を

サイトをご覧の女性患者さんへお伝えしたいことは?

女性患者さんが排尿に関する症状などをお感じになられた時、もしかすると最初は内科や産婦人科を受診されるかもしれませんが、もしそこでなかなか良くならないということでしたら、一度泌尿器科専門クリニックへご相談いただくことをおすすめします。

きっとその方が、同じ時間をかけて検査・治療するにしてもメリットは大きいと思います。

「泌尿器科は男性が受診するところ」というイメージにとらわれて、専門的な検査・治療を受けずにいるのは“もったいない”と思いますので、イメージにとらわれずに気軽な気持ちでお越しください。

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